アンケート調査によると、疾病を理由として1ヶ月以上連続して休業している従業員がいる企業の割合は、メンタルヘルスが38％、がんが21％、脳血管疾患が12％とのこと、仕事を持ちながらがんで通院している人の数は32.5万人もいる。。。一般健康診断において、脳・心臓疾患につながるリスクのある血圧や血中脂質などにおける有所見率は、平成26年は53％に上るなど、疾病のリスクを抱える労働者は増加傾向にあります。弊社も例外ではなく、450名以上の社員を抱える中でも、リスクを抱えて仕事に臨まれる方もおり、そんな方がどうすればもっと働きやすい環境になるのか、治療を続けながら仕事と向き合えるのか、企業内看護師が中心となり治療と仕事の両立支援に取り組んで参りました。そういった活動に評価をいただき、厚生労働省のホームページに取り組みが掲載されるとし、令和5年度の「治療と仕事の両立支援」協議会に参加することとなり、弊社の取り組みを発表させていただきました。誰もが健康で元気に楽しく働ける企業を目指すためにも、日々の健康に対する意識改善は必須であり、まだまだ課題も多い現状ではありますが、私たちの取り組みが一人でも心身共に支えていくことに繋がれば、それはとても幸いです。健康とは何なのか、何をもって健康というのか、健康を維持するためには何をすればいいのか、健康でなくなった場合何をしなければならないのか、一人一人の健康への意識が少しでも上がっていくように、少しずつではありますがひたむきに取り組んでいきたいと考えております。