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都城市山之口町の橋梁点検の現場!自然が溢れる綺麗なところでした。

公開日:2021年10月18日

都城市山之口町永野にある【(旧)境橋】は昭和2年10月に架設された石橋です。記念碑から読み取ると、昭和2年6月に着工、4か月で橋を完成させたことになり、重機もないその時代にいかにこの橋が重要だったかが考えられます。山之口高城両村の北部を連絡する唯一の橋梁で境橋と命名されました。この県道422号線の境橋がなければ国道10号線と国道269号線を結ぶ道路はかなり遠回りになるという、橋があることでどれだけ交通の便が良くなることか、改めて橋梁点検の意義を感じました。そしてこの隣に昭和54年3月に架設された【(現)境橋】があり、こちらが車の通行も行える現代の橋であり、今回の橋梁点検は新設された橋のほうとなります。旧境橋に関しては現在歩道橋として活用されており、石橋と現橋の2つの橋が並んでいる事となります。橋にも歴史があり、非常に奥深く、見とれてしまうこともあるくらいです。橋梁点検は5年に1度の定期点検が法律で定められていますが、約70万の橋が日本にはあり、それが一つでも欠けると人々の暮らしに影響を与えるものばかりです。一つ一つの橋に真剣に向き合い、丁寧に、そして細かく点検することで、橋梁の維持がなされるということ、改めて【橋梁点検】とは欠かせない業務だと思いました。