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ここに、そこに、あそこに、建物は出来るのか?建物を支える事が出来るのか?それは地質調査が解決します!

公開日:2021年09月14日

高岡の地質調査現場に同行させて頂きました!今回は地質調査の一つ、【ボーリング調査】です。ボーリング調査とは、穴を掘って地盤の状況や地層境界の深度などを調べる際に用いられる地盤調査方法です。目的として、建物下の地盤状況を調べる場合や、杭を打つ場合にどのくらいの深度まで根入れが必要か調べる為です。マンションなどの大きい建物の重さは、地盤の支えることが出来る重さよりも大きいことが多く、杭などを強度のある地盤まで打ち、建物荷重を伝達する必要があります。ボーリング調査の方法だけでも、約10種類あり、現場によって、調査方法が変わります。この調査により、地表から地層境界の深さ、地盤の強度、地下水位(孔内水位)、土の種類や硬さが分かります。ここからさらに詳細を調べる為に土質試験を行います。人が安心して暮らせる、何十年経っても生活出来る、その為に、地質調査は欠かせません。調査を怠れば、災害が起きてしまうかもしれません。土砂崩れも、全てが天災によって引き起こされるものではありません。地層奥深くから地表まで、【土】は私たちの生活の基盤です。人は皆守るべきものがあり、全ては安心、安全の為に、地質調査は行われます。