お知らせ
測量の夜間の現場!今回は【無電柱化工事】の施工であり、電柱をなくして、電線を地下に通そうという計画工事です。電柱が減れば見通しも良くなりますし、出入りも楽になるところもありますね!その為地下にパイプを通す計画なのですが、パイプをどこに通せばいいのか、もちろんここにしますという計画はありますが、正確な場所を示す為に、このポイント出しが必要となります。簡単に言えばカーナビや道案内のようなもので、A地点からB地点に行くまでの正確な道しるべみたいなものです。TS(トータルステーション)という測量機があり、目標点に対して光波を発射し、プリズムという光波を反射させる機器を利用し距離を測ります。それと同時に角度測定の出来る電子セオドライト(トランシット)も組み合わせてあるもので、【距離】と【角度】を同時に測量出来る!というものです。それと同時に、トレンドフィールドという機器も使用し、TSが出した目標が具体的にどこなのか、誤差がどのくらいあるのかを割り出し、ポイントを出します。まずは国土地理院が定めた基準点を差し、そこから目標を探します。起点(施工区間の始まり)より20mピッチでポイント出しをします。TSとトレンドフィールドを駆使し、誤差のない目標を見つけ、そこに測量鋲を差していきます。この棒はピンポールと言い、その下部にプリズムがあります。誤差はトレンドフィールドが見つけてくれるので、少しずつ調整していきます。誤差のない場所を見つけた測量鋲を差し、ナンバーを記載し記録を残していきます。車も通るので、警備員もおります。通行量の多い現場は夜間になることも多く、そして21時以降でしか工事も開始できない為、暗くて危ないので気を付けないといけませんね!私たちの生活をより快適にする為に、ほんの一部分ではありますが、ご紹介させていただきました。夜間とは言え夏場は気温も高いので、水分補給はこまめに!